守屋美穂、30代でさらなる飛躍へ

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1月20日に30歳を迎える守屋美穂。昨年はクイーンズクライマックスに優出、さらに20代最後のシリーズとなった年明けの大村男女W優勝戦をいきなり優勝するなど充実した成績をあげている。30代に入り、いよいよ本格化しそうな雰囲気はある。

守屋のデビューは2007年11月の尼崎で、現在12年目に入っている。6期目にはA2に昇格し、10期目以降は安定してA1に定着している(産休などは除く)。元々素質があったのは間違いないだろうが、本格的な強さを見せ出したのは産休明け後からと言えるかもしれない。ここ数年はメンタル面でも大きな成長が見られる。

特に昨年暮れのクイーンズクライマックスでは、いい意味でリラックスしているようにも見えた。作業に集中するところは集中し、少しの合間に選手と雑談している時などは穏やかな笑顔で話しているのが印象的だった。要するにオンとオフがしっかりしているということなのだろう。レースでも良い集中力で、ベストのパフォーマンスを発揮できたのではないだろうか。

今年は地元児島でレディースオールスターが開催される。シリーズを盛り上げるという意味でも気合が入っており、当面の大きな目標はここで結果を出すことだろう。また、GIはこれまで2回の優出があるが優勝には手が届いていない。ただ、今の充実度を考えると今年はさらなる飛躍があっても不思議ではない。2019年、30代となる守屋からは目が離せなくなりそう。