~実況アナの穴目八目~

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柳沢一

現在、BOATRACE三国の「マクール杯」の実況中の私・こばアナですが、今日は最終日のレースを迎えました。

実は、5日目の夜に優勝戦の予想をコラムで書こうと思っていて、選手の動きを総合すると、1-2=3と1-3-4、1-2-4の4点しか考えられませんでした。

そこで、当日の朝に収録した優出インタビューの表情を加味して、最終日の優勝戦展望をお送りしていきます。

優勝戦メンバーは、①柳沢一濱崎直矢後藤翔之岡田憲行佐川正道平野和明となりました。

まず、優勝戦インタビューで貫禄のコメントだったのが、1号艇の柳沢選手。初日のメインだった三国選抜を制してから、一気にシリーズの主導権を握りました。柳沢選手自身は、「決して万全ではない」とは口にしましたが、過去に三国で優勝3回の実績も追い風に、持ち前の安定感で逃げていく可能性は95%とみました。柳沢選手の単不動で、舟券を攻めることが賢明です。

ただ、柳沢選手以外の評価に目を移すと、6号艇の平野選手以外は、スタートの出来やモーターの仕上がりは五分と断言します。準優勝戦で後藤選手の捲りで展開を引き寄せ、作野選手を抑えて2着は獲りましたが、優勝戦インタビューは、上位とはかなりの差があるというコメント…。かなり弱気だったのが、気がかりでした。したがって、高配当ファンにお奨めするには、かなり厳しいと私は感じました。

コメント的に明るかったのは、後藤選手と岡田選手、そして佐川選手。微調整くらいでいけそうと、戦えることを強調していました。

対して、若干不安があるのが濱崎選手。フライング休み明けということで、「成績は満足している」と、ホッとした表情をみせていました。あと、2コースに2度入っていますが、コンマ33、21と後手を踏んでいて、少し心配な要素になっています。予選は、メンバーに恵まれた部分がありましたが、優勝戦は右隣に強気な攻めを武器にしている後藤選手ですので、劣勢に立たされる確率もかなりあります。

そこで、私の予想は柳沢選手から1-345-345の6点を、3連単の狙い目として挙げます。岡田選手や佐川選手が2着にくれば、高配当も十分期待できます。

BOATRACE三国の「マクール杯」の優勝戦を購入する上で、是非参考にして下さい!!

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。