舟券傾向と対策
2021年は4月にGⅠダイヤモンドカップ、9月にはGⅠ宮島チャンピオンカップの2つのGⅠ開催を控えている。
当地の記念はどんな特徴があるのか、過去のGⅠ以上のレースから傾向をさぐり、その特徴を頭に入れてビッグレースに挑もう。

コース別成績

宮島で開催されたGⅠ以上のレース、過去3節のコース別成績からベースとなる傾向を見る。まずはイン勝率だが、65.0%と全国平均の62.4%よりも高くイン中心であることが分かる。しかし、意外にも2コースは苦戦気味。差しが決まらない傾向がGⅠでは特に見られる。

3コースはわずかに全国平均より高く、5コースも同様で奇数コースが強いことが特徴的だ。逆に4コースは勝率が低く、2コースと合わせても偶数コースは良い成績が出ていない。イン以外では3コースや5コースのまくり差しが狙い目になる。

配当分布&決まり手分布

当地のGⅠの平均配当は8226円で、全国平均レベルか平均よりやや高いといったところ。目立つところは万舟率が20.3%もあり、高配当が出やすいこと。

これはまくりが記念では決まりやすいことが影響している。4コースよりも3コースまくりが多く。4コースがまくって仕掛けた場合にも、そのひとつ外の5コースがまくり差すという展開もしばしば見る。この5コースのまくり差しが万舟につながることが多い。

一方で逃げ率も高く、低配当で決着する確率も高い。ミドルレンジよりも堅い決着か波乱決着が多く、配当的には二極化していると言っていいだろう。