夏場は向かい風
冬場は追い風
風速でも
劇変する水面傾向
風がレースに与える影響は大きい。風向きと風速がチェックポイントになるが、意外と見落としがちなのは風速。例えば、向かい風時のインコース勝率は57.0%。これは全レース平均よりも高い。つまり、向かい風では、基本的にはインが強くなるということになる。しかし、向かい風5メートル以上を見るとイン勝率は46.3%まで急速に落ち込み、4コース勝率は20.4%という高い数字を示している。これは微風の向かい風ならば、逃げやすいということを意味している。風速が上がるにつれてインコースは逃げにくくなるので、風速もしっかりチェックしておきたい。
これは追い風の時も同様で、追い風が強くなればなるほどインコースは弱くなる。ただし、向かい風ほどの上下幅はない。追い風のポイントは3コースで、この3コースからのまくりが利くようになり、舟券予想では盲点になっている。また、追い風が強くなると6コースの勝率が高くなることもポイントだ。向い風の方が荒れそうなイメージは強いが配当傾向なども含めると、追い風の方が波乱要素が強い。大外でも届く可能性が高まり、配当はグッと上がることもしばしば見られる。
追い風の方が
万舟率が高い