舟券傾向と対策

シリーズリーダーが1号艇にどっかり座る優勝戦ですが、イン勝率は65.7%と普段の12Rよりも低く、絶対的な信頼度を誇るわけではありません。波乱が起きるのは、まくりのような一撃ではなく、差し抜け。特に2023年になって、2月の中国地区選手権の茅原悠紀選手に代表されるように、2コース差しが頻繁に決まっています。その時の舟券は②‒①が多く、②‒①=流しまでフォローしておけば完璧!?

優勝戦と準優勝戦、コース別成績だけを比べると、非常に似通っていますが、舟券において最も大切な回収率が大きく異なります。準優勝戦では3コースが211.5%、4コースが125.2%と破格の数値を示しています。ともにまくりやまくり差しで突き抜けることが多く、出目的には③‒①⑤、④‒②⑤⑥で好配当を提供しているようです。