舟券傾向と対策
風を読むのが難しい蒲郡。ナイター場は昼夜で気温が変わるため、調整手腕も必要となる。そこで蒲郡では迷わず"買い"の選手をピックアップ。好相性の選手を知れば、舟券的中率も大幅にアップするはずだ。
 下の3つの表は、全選手の全国勝率と蒲郡勝率を比較し、その差を算出したもの。ただ単純に勝率が高いだけの選手でなく、蒲郡で強さを発揮する選手のランキングだ。地元A級では都築正治、吉田凌太朗がパワーアップ。特に都築は蒲郡1着率が42.9%と高いことも見逃せない。磯部誠や宮下元胤も蒲郡では割り増しの選手。2020年の最優秀新人・前田篤哉も蒲郡で大きく成長を遂げた。

 地元のB級選手では、横井健太が1点増しの強さ。全国勝率は4点台だが、蒲郡ではA2級並みの勝率を残している。同じく川上聡介、吉島祥之、塩崎優司もA2クラスの活躍を見せる。

 遠征陣では鈴木博が伸び率ナンバーワン。1着率こそ目立たないが、大崩れのない堅実な走りで巧者ぶりをアピールする。蒲郡で勝率1点増しの選手は7人いるが、注目は土屋智則。蒲郡の1着率は41.9%で、勝率も8点目前。8位の高野哲史は1着率が50%超えと、決定力は随一だ。女子では喜多那由夏が唯一ランクインした。