舟券傾向と対策
2010年7月、芦屋は業界初のモーニングレース場となった。それに合わせる形で「サンライズレース」が誕生した。1〜5Rは1号艇にA級選手を配置するという、全国でも類を見ないシード番組だ。それぞれのレースの特徴を把握し、配当や出目からその傾向を暴いていく。

V戦のA級選手は1号艇のみで、5艇のB級にはデビュー間もない新人が配置されることも多い。サンライズ戦の中でもイン1着率が最も高く、出目も出現率上位は1頭がズラリ。W戦はインVSカドの“2強”構図。シリーズ初日の4号艇は12Rドリームの1号艇選手が配置されることが多く、外枠両者にも展開が向くことが多い。X戦は最もA級選手が多いレース。A級選手が1・3・5号艇に配置された三つ巴戦の構図。やや人気割れも、本命サイドでの決着が多い。そしてY戦は進入固定戦でA級が1号艇に入るガチガチの鉄板レース。2〜6号艇の構成は日替わりで2、3着探しが焦点。1Rに次ぐイン1着率の高さを誇る。最後のZ戦は1号艇にA級選手で2〜5号艇にもA級選手がランダムに配置。以前は1・2号艇にA級選手だったが、20年7月よりその縛りがなくなった。