福岡
ドリーム制した山口達也が気配の良さを強調
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福岡
川崎智稔が3コースから全速まくりで白星
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ボートレース福岡のGⅢ「アビスパ福岡杯」が21日に開幕した。
初日は強めの向かい風で水面は荒れ模様。6Rの展示を終えた川崎智稔の顔は明らかに曇っていた。そんな川崎に声をかけたのは同支部の先輩・山口達也。迎えた本番は3コースからコンマ11のトップタイスタートを放つと、1Mは迷わず全速戦を選択。これが見事に決まり1着ゴール。インから2着に残した前半カードと合わせて、初日2連対と好発進を決めた。
「ウネリがすごくて気持ちが後ろ向きになっていたら、山口さんが〝こんなもん静水面じゃ、握っていけ〟って言ってくれて(笑)。決死のターンでしたね。決まって良かったです。はっきりしないところはあるけど、他との比較だと伸びは少しいいのかな。もう少しターンの押し感がほしいので調整はします。でも、エンジンは良さそうですね」とレース後は先輩に最敬礼だった。
「水面的に苦手意識がある」と話した当地水面で初日に結果を残せたのは精神的にも大きな価値がある。2日目は5R4枠1走。初日同様に積極的な仕掛けを期待したい。
