大池佑来
大池佑来

住之江

住之江巧者の大池佑来が深インを克服して優勝

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ボートレース住之江の「日本MB選手会会長杯争奪2025ダイスポJC」は21日に優勝戦が行われた。

スタート展示から6号艇・西島義則が宣言通りに前付け。これに対して2号艇・赤岩善生が徹底抗戦。絶対にコースは明け渡さない意思を示した。1号艇・大池佑来も深インを覚悟でインを主張し、大池・赤岩・西島はセンターポール横辺りからの深い起こしとなった。

本番も展示通りに内から126/345の並び。展示まで深くはならなかったがそれでも起こし位置は100メートル近辺の深い位置。大時計の針が進むにつれて緊張感は増していった。コンマ08のトップスタートを決めた赤岩がスリットを越えて勢い良く加速。大池はコンマ15で半艇身ほど出られる格好となったが何とか伸び返して先マイ。忍び寄る赤岩をBSで振り切って2Mで決着を付けた。準優を勝った後「深インになって行き足がいい人を相手に持つのかという不安がある。とにかく行き足から直線を持つようにして行ってインから先に回りたい」と話していた大池。その有言実行で最終日の整備、調整により難しいイン戦を勝ち切れる足にしてきたのはさすがのひと言だ。1Mは最内差していた5号艇・森悠稀が道中で西島に競り勝ち3着。3連単1-2-5は4,320円(17番人気)の決着となった。

勝った大池は今年2回目、通算では34回目の優勝。当地では2023年9月以来2回目の優勝となった。今年4月のGI「太閤賞競走」でも優出の実績があり、近況は当地に参戦する度に優勝を争う活躍を見せる。今回もその当地巧者ぶりを遺憾なく発揮した。

優勝戦の結果はこちら 住之江12R