實森美祐
實森美祐

若松

「優勝できてホッとした」實森美祐が苦手意識を払拭するV/若松・ヴィーナスシリーズ

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ボートレース若松の「ヴィーナスシリーズ14戦マクール杯ナイトプリンセスカップ」は19日に熱戦の幕を下ろした。

エンジン相場がガッチリ固まり、パワーの差もどこよりも大きいのが当地の特徴だが、メモリアルから微妙にエンジン相場が変化中でもあったのだが、今節に限ればパワー相場はほぼエンジン素性通りだった。

近況抜群の57号機(メモリアル優勝)を新人の赤松咲香、6号機を向井田真紀が引いたほか、Sクラス4基のうち、3基が井上遥妃柴田百恵野田部宏子と伏兵勢へ。井上と柴田は序盤からトップ級のパワーでシリーズを盛り上げたが優出には届かず。優勝戦のメンバーはエンジンというより、やはり実力上位者が勝ち上がってきた。

その中でも實森美祐の14号機はメモリアルで瓜生正義が準優勝のSクラス14号機。西橋奈未はA評価の中でも上位の部類の46号機で前節は中辻崇人が優勝。ドリーム組の中では文句なしのエンジンを手にしていた119期コンビが優勝戦でも好枠を独占。最後は追い風を味方に實森が2コース差しを決めた。西橋の方は準優を含めたそれまでの3回のイン戦をすんなり逃げておらず、2マークでの逆転劇ばかり。優勝戦も結局は實森の差しに屈してしまい、それまでのように2マークでの逆転劇もかなわなかった。

優勝戦の結果はこちら 若松12R

優勝者コメント・實森美祐

「めちゃくちゃ緊張したが優勝できてうれしい。しっかりエンジンも押してくれて良かった。(同期の)西橋奈未選手に追いかけられるのはすごく怖くて、優勝できてホッとした。整備、調整は最初は外周りだけ。ペラは微調整でいけた。若松は苦手意識があったので(優勝は)すごくうれしい。

次節の宮島ヤングダービーは地元なのでみなさんに覚えてもらえるように、いいレースをしたい。これからもドンドン優勝できるようがんばります。これからもよろしくお願いします」。