馬場貴也
馬場貴也

住之江

人気に応えた馬場貴也が高松宮記念を初制覇/住之江・高松宮記念

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ボートレース住之江のGI「第53回高松宮記念特別競走」は13日に優勝戦が行われた。

6号艇に松井繁がいてコース争いから注目が集まった頂上決戦。スタート展示は5号艇・峰竜太が松井の前付けをブロックすべく早めに動いたが、松井がその前を遮るように半ば強引に4コースへ。峰と4号艇・吉田裕平はたまらず回り直してダッシュへ持ち出し、スタート展示の並びは内から1236カド54。スタンドからはどよめきが起こり、一気に緊張感が高まった。

そして迎えた本番。警戒心が増した吉田、峰は展示よりもさらに早いペースで松井の前付けを徹底的にブロック。進入は123456の枠なりオールスローとなった。

それぞれが勝てる位置を奪い合う駆け引きが繰り広げられたが、コンマ13の的確なスタートを踏み込んだ馬場貴也が1マークを先取り。回った次の瞬間には後続を千切って、そのままVゴールを飾った。

ブイ際を鋭く差した峰がBSで好位に浮上、2周1Mで3号艇・太田和美と4号艇・吉田を抱いて回って2着を獲り切った。松井が3着に入り、3連単1-5-6は3,060円(13番人気)で決着した。

馬場は今年2回目、通算では66回目の優勝。高松宮記念は初優勝となった。今年は突如調子を崩し、オールスターやグランドチャンピオンでは5、6着を並べるなど不振に苦しんだが、7月に地元びわこでGⅡ「第7回全国ボートレース甲子園」を優勝し潮目が変わった。その後はオーシャンカップで優出2着、そして今回のGI制覇と完全復活と言えるには十分なほどの結果を叩き出している。この勢いを保持して、9月17日からは地元びわこの周年記念を走る。

優勝戦の結果はこちら 住之江12R