小池修平
小池修平

住之江

仕上がり良好もFで予選敗退の小池修平がレアな6コースまくり差しで勝利/住之江・高松宮記念

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ボートレース住之江のGI「第53回高松宮記念特別競走」は10日に3日目が終了した。4日目はいよいよ準優勝戦進出を懸けた勝負駆けの1日となる。

そんな中で、無念の戦線離脱となったのが藤山翔大。チルト1.5にして伸びを最大強化して挑んだが、後半の6Rでコンマ01のスリットオーバー。Fにより予選で姿を消すことになった。レース後は「勝ちにこだわったので仕方ないです」と話した。それでも「伸びは上位です。明日(4日目)も勝ちにこだわったレースをします」と闘争心を失ってはいない。F後だから…。そんな常識が通用しないのが藤山だ。期待して買うファンに対して、闘志むき出しのレースで応える姿勢は崩さない。

小池修平も2日目のFで戦線離脱している身だが、3日目には6コースからまくり差しで突き抜けて1着。ちなみに当地の最近4か月の6コース1着率は2%にも満たない。あまりにもレアな勝ちっぷりだ。「ターン回りはまあまあのレベルです。回ってからの加速感がいい。人よりも回転の上がりが早いからだと思います」と抜群の感触を掴んでいる。藤山と同じように、F後の6コースだからと軽視することはオススメできない。これからの大阪支部を背負って立つ存在の2人。この逆境は今よりももっと強くなるための糧となる。4日目以降の走りにも注目して欲しい。