平和島
序盤から安定した航跡を描いた茅原悠紀がライバルを振り切って優勝/平和島・トーキョー・ベイ・カップ
3
平和島
茅原悠紀が好スタートから逃げ切ってGI13度目の栄冠/平和島・トーキョー・ベイ・カップ
{{ good_count }}
ボートレース平和島で開催されていたGI「開設71周年記念トーキョー・ベイ・カップ」は10日に最終日を迎え、茅原悠紀がイン逃げで優勝を飾った。
茅原は予選で桐生順平とデッドヒートを繰り広げたが、両者は得点率、着位ともに並び最終的に最高タイム差わずか0.1秒差で茅原がトップ通過。準優もキッチリ逃げて優勝戦のポールポジションをゲットしていた。
最終日は中盤以降追い風が強く、11Rまでにインは5勝止まり。当地らしくイン絶対とは行かない流れでファイナルに突入した。進入は展示、本番ともに動きはなく、すんなり枠なり3対3の隊形に。スリットでは2号艇の桐生がわずかに後手を踏み、コンマ08のトップスタートを切っていた3号艇・板橋侑我がまくり差しを狙った。しかし、茅原もコンマ09と板橋と互角の踏み込みを見せており、1Mを先マイ。ターンスピードにモノを言わせてあっという間に独走態勢を築き上げた。
2着は5号艇・齊藤仁と6号艇・辻栄蔵での争いとなったが、1周2Mで辻をさばいた齊藤が2周1Mで辻を振り切ることに成功した。3連単1-5-6は4,640円(18番人気)。
茅原の優勝は通算65回目で、GIは通算13度目の制覇。賞金ランキングでも3位をキープし、年末に向けて足場を固める1節となった。
