馬場貴也
馬場貴也

琵琶湖

【GI事前情報】断然のエース機が不在の中、復活を遂げた馬場貴也が5年ぶりの地元周年Vなるか/びわこ・びわこ大賞

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ボートレースびわこのGI「開設73周年記念 びわこ大賞」は9月17日に熱戦の火ぶたが切られる。

スランプに苦しんでいた馬場貴也だが、7月に当地で開催された全国ボートレース甲子園で涙の復活V。次は5年ぶり2回目の地元周年Vを飾り、年末へ向けてリズムを一気に上げたいところ。

ゴールデンレーサーの称号を持つのは馬場、峰竜太白井英治平本真之篠崎元志吉川元浩の6人。第71回大会覇者の椎名豊をはじめ、松井繁湯川浩司山口剛片岡雅裕や、守田俊介丸野一樹の地元勢も歴代覇者の存在感を示すか。今回こそ地元GIタイトル制覇を果たしたい遠藤エミはもちろん、深谷知博坪井康晴丸岡正典岡崎恭裕らもSG覇者の手腕でV争いを盛り上げそうだ。

来年7月にはオーシャンカップで23年ぶりの当地SG開催が決定した。8月半ばのポイント状況で遠藤、丸野、馬場、守田の出場は確実といえるが、他の地元勢も大舞台を目指して燃えているのは間違いない。今節出場する青木玄太君島秀三木村仁紀松山将吾山田晃大はメイチの走りを披露するだろう。

当地では1年間のイン1着率が54.9%だったが、現行モーターに更新された5月1日からお盆戦最終日の8月16日までの期間は48.9%まで低下。番組傾向の変化に加え、モーター更新と同時に全国で初めて導入されたエタノール配合の新ガソリン(E30ガソリン)の影響も大きいと思われる。Sの起こしを課題に挙げる選手はいるものの、パワー自体は上昇したためセンター、アウトから伸びる艇が以前より増加。波乱のシーンが多くなったと感じるファンも多いはず。

モーターに関しては、例年以上にパワー差が激しい印象。また、おなじみの中間整備で激変したモーターは少なく、15号機や72号機が上昇ムードも"化けた"といえるレベルではない。

断然のエース機は存在せず、60号機を筆頭に11、28、34、37、53、57、65、69号機がエース級グループを形成している状況だ。

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