折下寛法
折下寛法

住之江

3連単は6万円台の高配当!折下寛法がまくり差しで突き抜けて10年振りの美酒

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ボートレース住之江の「吹田市制85周年記念競走」は5日に優勝戦が行われた。台風の影響が心配されたが、無事に全レースが終了。優勝戦は鏡の様な絶好の水面コンディションとなった。

1号艇・田頭実と3号艇・高橋勲。シリーズを引っ張ってきたベテラン2人の攻防が注目のひとつとなった優勝戦。しかし、シャープに艇団から突き抜けたのはもう一人のベテラン、5号艇・折下寛法だった。

優勝戦は高橋勲がピット離れで後手を踏んだが、大きく回り込んで辛くも3コースを確保。結果的に並びは枠なりの3対3の隊形となった。4号艇・古結宏がコンマ08のトップスタートを決めて内を絞ろうとするも、高橋勲が艇を合わせて抵抗。両者がもつれ合うその間隙を折下が豪快なまくり差しハンドルで一気に突き抜けた。

田頭は先マイの態勢に持ち込んでいたが、ターンで僅かに艇が浮いてしまったことが痛かった。最内を差してBSで好位に付けた6号艇・金子萌が3着。3連単5-1-6は6万6710円(78番人気)と大波乱の決着となった。

折下は2015年6月以来、約10年振りの美酒。通算18回目の優勝となった。的確なスタートと、柔軟なレース運びで予選オール3連対と安定。優勝戦ではチャンスを逃さない勝負強さも見せたベテランの今後の走りにも注目だ。

なお、次節はGI「高松宮記念特別競走」。今回、折下の快走を支えた31号機は、4月に上條暢嵩が「太閤賞」で優勝した実績を持つ上位機。高松宮記念でも注目エンジンになることは言うまでもないだろう。

優勝戦の結果はこちら 住之江12R