芦屋
シリーズリーダー定松勇樹が優勝戦1号艇
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芦屋
前回戦では涙を飲んだ松田大志郎が芦屋10V目を達成
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ボートレース芦屋の「BOATBoyカップ」は最終日の4日、12Rで優勝戦が行われた。
展示では枠なり3対3だったが、本番は3号艇の岡村慶太がダッシュに引いて12カド3456の並び。節イチパワーの上村純一がコンマ16スタートからスリットにググッと出ていくが、岡村がこれをブロックして先攻め。しかし、こちらもコンマ14のトップスタートを踏み込んだ前田滉を叩くまでは至らず。先マイを狙ったイン定松勇樹は1マークでオーバーターンになり、その懐へ差しを入れた前田、まくり差した松田大志郎が続いて、バックでは定松、前田、松田のトップ争いとなった。
続く2マークは内からグイグイ伸びた松田が先取りして、差し返しを狙った前田は引き波に乗って艇が浮いてしまい後退。さらに内へ切り込んだ定松の差しも届かず、松田が優勝を決定づけた。定松が前田との2着争いを制し、2連単5-1は2,910円(8番人気)、3連単5-1-2は9,630円(26番人気)で決着した。
松田は初日にドリームレースを含めて連勝発進を決めたが、初戦で不良航法の減点。4勝を挙げるなど巻き返して予選は5位通過となったが、成績だけならシリーズリーダー定松を上回っていた。「芦屋では期待されているのがオッズを見れば分かる。ファンの方に少しでもバックできるように頑張ります」と純地元である当地への愛情は誰にも負けない。前回戦では完全Vペースながら準優3着で優出を逃していたが、リベンジを果たして節目の当地10Vを達成。ウィニングランで見せた力強いガッツポーズは、達成感が溢れていた。
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