吉田俊彦
吉田俊彦

浜名湖

バックストレートで独走態勢を築いた吉田俊彦が2場所連続優勝

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ボートレース浜名湖の「オラレ浜松3周年記念 BOATBoycup」は3日、12Rで優勝戦が行われた。

前節と同様に低勝率機が多く出場し、調整力がものを言わせた5日間となった。優出者は全てA級。予選1位の田中豪が準優2着での優出となり、予選2位で準優1着の吉田俊彦が絶好枠となった。ただ、吉田は持ち前の攻撃力を発揮しながら、「伸びが良くない」と納得の仕上がりではない一方で、田中は今節なら上位級の23号機を駆り、対戦相手が恐れる行き足を中心にバランス良く整えた。小池修平榎幸司佐藤博亮も仕上がりは良好。天野友和は1枚落ちる印象ながらも生命線であるスリット付近の足を整えていた。

優勝戦は枠なりの3対3。4カドから加速感十分に運んだ田中が若干優勢に見えたが、45m付近でアジャストした様子でスリット手前は目立たず、スリット通過後に再加速。しかしながら、横並びの隊形となった上に、コンマ10のトップタイミングを決めた吉田がイン有利に先マイ。小池の差しが膨れてガラ空きとなった内を突いた田中がバックで2番手に浮上したが、吉田がすでに独走態勢に入っており、2マークを先に回って一気に突き放す格好に。焦点は2着争いとなり、2周ホームで一気に田中との差を詰めた小池がさらに接近したが、2周2マークは差すか握るか迷いが出た様子でターンをロスした隙に榎が小回りでいったん逆転したが、3周2マークは全速で回った小池がゴール前の接戦を制して3着に入った。

吉田は前走の多摩川に次ぐ2場所連続のV。当地も今年1月の前回戦に続いて頂点に立った(当地は2度目のV)。今期はA2級の吉田だが、勝率も7点に到達する勢いで復調ムード。今年はこれで4Vとボートレースクラシック出場も視野に入ってきただけに今後も目が離せない。

2連単1-4は620円で2番人気、3連単1-4-2は1,300円で3番人気。

優勝戦の結果はこちら 浜名湖12R