石本裕武
石本裕武

浜名湖

未来の大阪エース候補・石本裕武が強豪ぞろいのシリーズを制す

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ボートレース浜名湖の「テレしずサマーカップ」は26日、12Rで優勝戦が行われた。大半が低調機で調整力上位の選手が幅を利かせたショートシリーズ。優勝戦はSG覇者の太田和美市川哲也と、大阪支部の実力者・西村拓也が名を連ね、未来の大阪エース候補と注目される石本裕武が絶好枠に構えた。石本はペラ調整で出足を主体に上積みして、持ち味の高速ターンでレースを支配。2日目以降は対戦相手に恐れられるほどのピット離れも発揮して、ただ一人のオール2連対で予選をクリアした。

優勝戦は鋭いピット離れの市川に注目が集まったが、進入で動くことはなく枠なり3対3の並び。5コース藤田靖弘がコンマ12のトップスタートを踏み込んだが、スリットはほぼ横一線。石本がイン有利に1マークを先マイして、逃げ態勢を築いた。

果敢に握った上田健太、西村の差しは届かず、藤田がまくり差しで2番手に浮上。西村と上田の3番手争いは2マークで市川と接触した上田が脱落して、2連単1-5は2,520円7番人気、3連単1-5-2は7,090円2番人気で決着した。

石本は昨年1月の住之江ルーキーシリーズ以来、通算2度目、当地は2度目の優出で初のV。強豪ぞろいの中で仕上がりに自信を見せていた石本。最高の結果を出して、ここから勢いづくのは間違いない。次走の鳴門一般戦、そして地元GIの高松宮記念での活躍にも期待が高まる。

優勝戦の結果はこちら 浜名湖12R