唐津
杉山裕也が優勝戦の1号艇を確保
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唐津
杉山裕也が今年4回目の優勝
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ボートレース唐津の「にっぽん未来プロジェクト競走in唐津」は24日に最終日の開催を迎え、昨年9月から使用されてきた現行エンジンのラストシリーズとなる12Rで優勝戦が行われた。
注目の進入は、6号艇の大神康司がマイペースの前付け策で2コースへ。初優勝を目指す田中駿兵(2号艇)が選択したのは3カドで、進入は2対4。ダッシュ勢がコンマ10台の踏み込みに対して、インの杉山裕也はコンマ09のトップスタート。1M旋回後はまくり差した田中が肉薄してきたが、杉山は差し込みを許さず。人気に応える逃げを決めた。
4度目の優出で初Vに挑んだ田中は2着惜敗。1周2Mで鈴谷一平を差した中村泰平が3着。2連単1-2は600円(2番人気)、3連単1-2-3は1,540円(3番人気)の結果となった。
今節の杉山は底力秘めるエンジンを手に入れて序盤から行き足と伸びに好感触。出足系は最後まで手探りだったが、シリーズリーダーだった鈴谷一平が準優で2着に敗れてしまい、巡ってきた絶好枠をしっかり生かした。来年3月に蒲郡でSGクラシックが開催されるが、今年の優勝を4回に加算した愛知支部の杉山は地元SG出場へまた一歩前進した。今後は鳴門、びわこ、多摩川の一般戦に、蒲郡GI70周年と続くが、クラシックの権利取りを強く意識してレースに臨む。
次節、9月5日に開幕のルーキーシリーズ第15戦から新エンジンが導入される。
