西山貴浩
西山貴浩

若松

【SG事前情報】SGを勝った西山貴浩!24場制覇王手の池田浩二も侮れない/若松・ボートレースメモリアル

{{ good_count }}

ボートレース若松では8月26日にSG「第71回ボートレースメモリアル」が開幕する。当地でビッグレースが行われるなら、真っ先に名前が挙がるのは西山貴浩だろう。7月のオーシャンカップで悲願のSG初制覇を果たしたが、当然ここで終わる訳はない。何と言っても西山にとって若松は「超」がつくほどのホームプールだからだ。3月に行われたクラシックでは自分にプレッシャーを与え奮闘したが、予選ラストの取りこぼしが最後まで響き優勝はできなかった。だが、SGを一つ勝ったことでプレッシャーは幾分減るはず。今度こそ若松で優勝を決め、地元ファンに感謝を伝える。

仲谷颯仁も西山同様、当地は純地元と言えるレース場。今年は2月の九州地区選を皮切りに、7月下旬時点で4Vと絶好調をキープしている。もともと若手のころから実力は十分にあり、早い段階でSGを勝ってもおかしくない逸材として注目されていた。その実力がここで開花しても何ら不思議はない。

佐藤隆太郎は今年のクラシックを勝ってレーサー人生をガラリと変えた。5月のオールスターも優勝し、上半期ボート界の顔は間違いなくこの男だったと言える。佐藤の凄さは年齢を感じさせない冷静さだ。大舞台でも浮足立たず、いい緊張感を持ってレースに集中できていることが今の強さにつながっている。運命を変えた若松で再び大暴れしたい。

メモリアルと言えば馬場貴也も忘れてはならない存在だ。今年の春は苦戦続きで一時はA1級勝率もままならない状態だったが、7月の全国ボートレース甲子園を制し、不調ムードを断ち切ったようにも見える。一昨年の福岡、昨年の丸亀とメモリアルは2連覇中。勢いづいての3連覇を期待してもいい。

5月からの今期勝率を見ると佐藤翼が8.59とメンバートップの数字を残している。SGは地元戸田で行われたグランドチャンピオンオーシャンカップと優出が続き好調をキープ。そろそろSG優勝といきたいところ。

その佐藤翼に次ぐ勝率を残している茅原悠紀にも注目したい。9点近い勝率を残していた前期ほどではないものの、今期も8点中盤と高い勝率を残しているのはさすが。また新田雄史は今年上半期に一般戦優勝5回を重ね、6月の桐生周年では4年ぶりのGI優勝を飾った。充実期を迎えた実力派がどんなレースをするか楽しみでならない。

そして池田浩二だ。戸田でのグランドチャンピオンを優勝し、24場制覇に王手をかけた。残すは若松での優勝のみ。それが今大会なら最高に盛り上がるだろう。