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宮島
準優勝戦でただ一人逃げを決めた市川哲也はV戦1号艇
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宮島
市川哲也が危なげなく先マイに持ち込んで今年初優勝
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ボートレース宮島の「第55回スポーツニッポン杯」は17日に最終日を迎え、市川哲也の優勝で幕を閉じた。
優勝戦は枠なり3対3の進入で落ち着き、好枠の市川はマイペースのインとなった。こうなると市川のS力が威力を倍増することは必至。スリットをインからコンマ08のトップSで駆け抜けると、1Mでは危なげなく先マイ態勢に持ち込み快勝した。
戦前から愛機55号の仕上がりには自信を持っていたが、その軽快な足色でターン後は後続をグイグイと引き離し、優勝戦はこの日最速となる1分49秒8の一番時計をマークしてVゴールを駆け抜けた。
優勝戦後に行われた表彰式では「大きなことは言えないけど、もっと上を目指して色々と試しながらやってきたことが、いい結果につながったのは本当に良かった。これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします」と集まったファンに満面の笑顔で応えた。
市川は意外にも、これが今年初優出で初V。通算では103回目で、宮島は26回目の優勝。この優勝は大きな励みとなったはずで、今後も"レジェンド"市川哲也の航跡から目が離せない。
