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琵琶湖
シリーズ最多の8勝目を挙げた中村有裕がV戦1枠
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琵琶湖
中村有裕が10年ぶりにお盆開催を制す！
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ボートレースびわこの「滋賀ふるさと観光大使・西川貴教杯」は16日に最終日を迎えた。
準優勝戦では1号艇の丸野一樹が6着大敗となり、優勝候補筆頭の馬場貴也も3着に敗れる波乱。予選をトップで通過した澤田尚也を準優進出シード戦で倒した中村有裕が優勝戦の1号艇。2号艇は守田俊介になり、かつての地元両エースが好枠を独占。3、4号艇には松山将吾、木村仁紀の脂がのった中堅勢が入り、5～6号艇は澤田とその弟子にあたる廣瀬凜。内から40代、30代、20代が2人ずつ並ぶ、年代別バトルのような図式となった。
枠なり3対3の進入から、スリットを制したのはただ1人0台スタートを決めたイン中村。そのまま力強く1マークを先制し、バックでは早々に独走態勢を築いた。カド木村がまくりに出たが、握った松山と共に大流れ。2コース全速戦の守田、ブイ際を差した澤田で次位争いとなり、1周2マークで差し返した守田が先行。3連単1-2-5は970円(3番人気)と、最後は本命決着でシリーズの幕を下ろした。
中村は今年3度目の優出で、7年ぶりの優勝。お盆戦は10年ぶりの美酒となった。SGウイナーとしてびわこ軍団を引っ張った中村も近年は体重増に悩まされる日々が続いていたが、今シリーズはかなり体重を落として前検に臨み、そこからさらに4㎏の減量を敢行。気合と根性で引き寄せた優勝となった。
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