黒野元基
黒野元基

常滑

展開を捉えた黒野元基のVゴールで万舟決着

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ボートレース常滑の「名鉄杯争奪2025納涼お盆レース」は15日に最終日を迎えて、12Rで優勝戦が行われた。

レース前、磯部誠は「出足に振ってみたが、試運転2周であきらめた。とても平本真之さんを差せる感じにならない。だったら伸びに戻して上をいく作戦を考えてる。無難に2着を取るのか、優勝を狙って6着になるのか…。まあ、勝ちたいから朝から色々やってる訳で、優勝だけ狙っていきますよ」と話してくれた。

優勝戦はその磯部がチルト0.5で登場。進入は枠なり3対3になり、スリットは全艇が20台と遅めの踏み込み。イン平本が1マークを先マイ態勢に出るか、レバー緩めた瞬間に磯部が有言実行のまくりに出る。平本もすぐに対応して握り直すが余裕はなく、ポッカリ空いた懐へ黒野元基が差しを入れた。BSでは内から黒野、平本、磯部が接戦。2マークは黒野が内有利に先マイして、そのままVゴールを駆け抜けた。

平本は磯部を牽制しつつ握る形になって2着。磯部は後続艇に阻まれ、鋤柄貴俊が3着へ浮上した。2連単3-1は2,240円、3連単3-1-5は1万5040円の万舟決着となった。

黒野は「最初から最後まで気が抜けなかった。Sは遅かったですね。BSも必死だったし、道中もずっと必死。またA1へ戻って、記念で活躍できるように頑張りたい」と喜びを噛み締めていた。

優勝戦の結果はこちら 常滑12R