豊田健士郎
豊田健士郎

豊田健士郎が抽選運の悪さを跳ね除け躍進へ

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ボートレース津の「中京スポーツ納涼しぶき杯争奪戦」が13日に開幕した。

「30%ちょっとあるエンジンなら、ホント体感が良く感じる」、豊田健士郎は今期のエンジン抽選を嘆く。とにかく低勝率機に泣かされたここまで。今節は2連対率30.8%の46号機だが、マシな方だと笑う。

「良く感じるのは気のせいかもしれない。もし勘違いだとしても、そのまま勘違いしておこうかな」と笑う。あまりにもエンジンが悪すぎてプロペラも迷いが生じてしまった。「いつも伸びに持って行くんですが、最近はそれをやっても上手く行かなかった。今節はターンの体感を大事にしながら行きたい」と方針を決めた。

抽選運の悪さは今期の勝率にも現れている。前走地までの勝率はなんと6.19。A1級すら危うい状況だ。「焦り?焦ると自分はダメになることは分かっている。ダメだったらダメでやり直せばいい。関浩哉君や佐藤隆太郎ともそんな話をしてるんです」。先を行く同期がうらやましい。それでも、現実を見据え、焦るレースだけはしないように自らを戒める。ドリームはツケマイも及ばず5着に敗れた。それでも焦らない。じっくり腰を据えて、2日目の6、10Rへ用意を進める。