泥谷一毅
泥谷一毅

泥谷一毅が反則級のエンジンで優出目指す

{{ good_count }}

ボートレース津の「開設10周年記念BTS名張モンスターカップ」は7日、予選の最終日が行われた。

「前検日に言うてた意味、分かりました。このエンジンは〝反則レベル〟っていう意味が」。

泥谷一毅はリング交換の失敗もあったがやり直した結果、冒頭の言葉が飛び出した。「2日目後半から良くなってきたかな。低調機シリーズじゃ、このエンジンは確かに反則ですわ」と笑った。ただ、なかなか着がまとまらない。原因は「スタートは攻めないように。ちょっと(Fを)切りすぎている」と苦笑い。前期は自身6回目となるF2の勇み足。常にF持ちのイメージが強い泥谷だが、さすがに堪えた様子が見られる。

そうはいっても、エンジンの好感触に刺激されてきたか。3日目までは一艇身より後ろのスリットだったが、4日目前半はコンマ10。準優の好枠取りに色気が出てきたのかスリットも前へ攻めた。後半はコンマ24と冷静さを取り戻したが、一度早いゾーンを体験できたことは大きい。準優10Rは2号艇で登場。外を止める足があるだけに、1Mは石丸海渡との一騎打ちに持ち込めるか。昨年10月、からつ以来の優出へ反則パワーを見せつける。