中村日向
中村日向

常滑

中村日向が今年6Vを飾ってクラシック出場をほぼ手中に収める

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ボートレース常滑の「オール進入固定RS第13戦スカパー第27回JLC杯」は2日、優勝戦が行われた。

地元の前田翔がこれまでやらなかった伸び仕様を投入。チルト1.5で4カドから一発を狙う選択をした。人気はもちろん絶好枠の中村日向。エンジンも行き足を中心に水準以上の仕上がりで、スリットではコンマ17のトップタイの踏み込み。一方で前田は慣れない伸び型のためか、コンマ26と遅れた。こうなれば中村は自分のレースをするだけ。1マークは最大限に落として回り、2コース常住蓮に差し場を与えることなく押し切った。

常住は差し場がないと見るや握って追走。しかし、ブイ際を差した前田が追い上げて、2マークは内へ切り返して全速戦。常住は差し返しを狙ったが引き波で艇が浮いてしまい、前田が先行。全速で迫る常住を振り切った前田が2着に入って2連単1-4は500円、3連単1-4-2は1,350円と人気サイドで決着した。

中村は「Sでハナを切れたので、逃げられると思った。勘は大分遅かった。10に入ったぐらいと思ったら、10後半ですもんね。僕はインで落とすタイプだけど、しっかりと回れた。今節は行き足が安定してたからSもしやすかった。これで来年のクラシックにいけるし、直近の目標はあとひとつと思って、それを目指して走ってきた」と今年6回目の優勝を飾って、SG出場の権利をほぼ手中に収めて満足げな表情を見せていた。

優勝戦の結果はこちら 常滑12R