三国

SGウイナーとなった西山貴浩は「可もなく不可もなく」のエンジンとタッグ/三国・北陸艇王決戦

2025/07/30 19:40

ボートレース三国のGI「開設72周年記念北陸艇王決戦」は30日に前検日を迎えた。

気温も30℃超えと前検時の特有の重さを感じている選手が多く見られ良機を引き当てた選手らも調整面に関してはまだまだこれからといった雰囲気を醸し出していた。

初日ドリーム戦で絶好枠に抜擢された今垣光太郎も「中の中ですね。起こしはちょっとだけ悪いかも知れないけど。でも、このエンジンはギヤケースとかも何もしていないんで良くなる可能性はありますよ。伸びシロはあると思います。」と威張れるほどの足ではないものの楽しみあるコメントをくれた。その伸びシロを確かめるように特訓終了後に忙しく作業に打ち込んでいただけにインの信頼度も増す。

直近のオーシャンカップで念願のSG覇者となったドリーム2号艇の西山貴浩は「ペラも何も見んと行きました。可もなく不可もなくですね。班では篠崎元志さん、下ちゃん(下出卓矢)がちょっと伸びていた気もしました。今からペラを見て、ここからですね。(SG制覇について)終わったらラインが400何十通来てて、ショートメールが70何件来てて、合わせて500件以上、全部返しとったら大変でした(苦笑い)。(SG初優勝したけど)何も変わらないですよ。いったんリセットして、また頑張りたいです。」と。真面目なコメントで終わるかと思いきやSG優勝を振ると変わらずの西山節を見せてくれて一安心(笑)。

エース機を手にした桐生順平がどれほどの手応えを感じたのかと期待したが「どうなんでしょう。足合わせでは平本真之さんに出足で行かれる感じでした。でもエンジンに数字あるし微調整程度で行こうと思います。」と拍子抜けのコメント。ただこれまでの56号機を手にした選手らの動きを見る限りは期待せずにいられない。

日本海ドリームの出走表はこちら三国12R

開設７２周年記念　北陸艇王決戦