浜名湖
大野芳顕が節イチ宣言
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浜名湖
F休み明けの山田哲也が最高の形でシリーズを締めくくり
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ボートレース浜名湖の「デイリースポーツ杯」は22日が最終日。12Rで優勝戦を迎えた。南からの向い風が強めに吹き、4R以降は今節初めて安定板を装着。優勝戦も安定板が着いたままでレースが行われた。
スタート展示では3号艇・前田滉が3カドに引いての枠なり2対4だったが、本番では前田がピット離れで立ち遅れ。大外に出され、4号艇・山田哲也が3カドに引いて12カド4563の並びになった。
トップスタートを決めたのは、絶好枠で人気を集めた大野芳顕。しかし、2コース林美憲が少し立ち遅れて壁が薄い状態に。3カドからコンマ19のスタートを決めた山田哲が、好隊形も味方に力強くまくり差しで突き抜けて快勝。今年初、通算では昨年11月の多摩川以来となる57度目、当地では2021年4月以来となる3度目の優勝を飾った。
インで残した大野が2番手を追走していたが、道中で大野を猛追した前田が2周2Mで大野を引き波にはめて逆転で2着。3着には大野が入線した。3連単4-3-1は7,420円27番人気。
罰則強化によりFを抱える立場の山田哲にとっては厳しい状況ではあったが「事故点は怖かったけど、途中で遅いと思ったので全速でかぶっていきました」と周りと互角以上の質のいい仕掛けを決めたのはさすがのスタート巧者。1Mでも「うまく寄らずにターンができました」と冷静沈着な運びを見せて、F休み明け初戦を最高の形で締めくくった。
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