實森美祐
實森美祐

宮島

男子は藤田浩人がV、女子は實森美祐が地元初優勝

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ボートレース宮島の「デイリースポーツ杯争奪男女W優勝戦」は21日に最終日を迎え、男女それぞれの優勝戦が行われた。

男子の優勝戦は11Rで行われ、好枠インの藤田浩人がコンマ09と鋭いSを踏み込み、押し切り勝ちを収めた。2着は江夏満、3着は高井雄基となり、3連単は1-5-3で3,530円の13番人気で決着した。藤田は2022年1月の唐津以来、約3年半ぶりの美酒。通算では3回目、当地は初優勝となった。予選は得点率7位から4日目連勝で巻き返し、大逆転で首位の座を奪って準優、優勝戦と好枠インから逃げ切り、評価に値する優勝劇だった。

一方、女子の優勝戦は大波乱の決着。この乱戦を制したのは地元の實森美祐。スリットでは3コースの海野ゆかりと4コースの實森がコンマ12で先手を奪う。ここで海野が強気にまくりを狙うが、2コースの寺田千恵が抵抗しながら1Mで好枠インの堀之内紀代子に対してジカまくりを敢行。この間隙を5コースからまくり差してきたのは津田裕絵。バックでは寺田と津田裕で並走となるが、差して追走していた實森は2Mで先マイする津田裕の内をすくうようなターンで接戦に持ち込み、2周バックでは寺田、實森、津田裕の3艇で並走。勝負の明暗を分けたのは2周2M。先マイ態勢に入る寺田に対して、實森は強気に外を全速ターン。これが見事に決まり、3周1Mでは後続を振り切って先マイに持ち込みVゴール。2着は津田、3着は寺田となり3連単は4-5-2で1万1,170円の万舟決着となった。

勝った實森はこれが今年2回目、通算では3回目の優勝で、地元の当地では悲願の初Vとなった。

優勝戦の出走表はこちら 宮島11R

優勝戦の出走表はこちら 宮島12R