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3戦連続優出の吉川貴仁が優勝戦の穴候補
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吉川貴仁がトップスタートを決めて優勝
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ボートレース津の「JPF杯」は21日に優勝戦が行われた。
1号艇から坪井康晴、石川真二、土屋実沙希、吉川貴仁、下出卓矢、菊地孝平がエントリーされたが、こちらの選手たちも、誰も枠なりに落ち着くなどとは思っていなかったか。ピットアウトと同時にいつものロケットダッシュを決めたのが石川。あっという間に坪井を飲み込みインを奪取。アウト水域では下出卓矢がチルト2度の伸び勝負を選択しピット離れはゆっくりと出て大外へ。結局、インから石川、坪井、土屋、ダッシュに回ったのが吉川、菊地、下出。213カド465に落ち着いた。
坪井をのぞく5艇がゼロ台へ踏み込んだ。中でもコンマ02のトップスタートから伏せ込んだのがカドの吉川。節イチ土屋の反発を振り切ってまくって出た。すかさず菊地が差し込み、バック線は必死に舳先をかけに出る。だが、かかりそうでかからない。吉川が2M手前で決着をつけ、そのまま先頭を守った。菊地は結果的に深追いとなり石川が2Mで差し台頭。吉川は通算8回目、昨年6月桐生以来の優勝を決めた。
