守田俊介
守田俊介

大村

地元開催のSGへ向けて地道に励む守田俊介に勝利の女神が微笑む/大村・モーターボート誕生祭

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ボートレース大村のGⅡ「ボートレース発祥地記念第29回モーターボート誕生祭」は20日に最終日を迎え、第12Rで優勝戦が行われた。

「鬼がいっぱいいた」と苦笑いの守田俊介。5年ぶりの特別競走優勝は、平らな道のりではなかった。予選はオール2連対のトップで通過したものの、準優では6号艇の赤岩善生が前付け。まず、これは耐えた。優勝戦は伸び節イチの中辻崇人のほか、原田幸哉下條雄太郎桑原悠の地元トリオもいた。中辻の3カドは想定内だったが、下條の2カドも驚いた。しかし、守田は「あるかな」と想定の一つだった。逆転勝ちだったこともあって「運がいい」というフレーズを何度も使った。今回のエンジンも「もらった時から良かった。ペラは何もしなかったけど、最終日に外して後輩に『見てみる?』って言ったくらい。エンジンが良かったおかげ」と謙虚なコメントを何度も口にした。

この優勝で、来年のクラシックの権利は手にした。そして、オーシャンポイントも10点を加算した。はい、来年はびわこで23年ぶりのSGが開催。そう、オーシャンカップ。本人は「出られるわけがない」と笑っていたが、この優勝によって出場が少し近づいたのは確か。2003年のチャレンジカップ(びわこ)を経験している数少ない現役レーサー。やっぱり、守田がびわこのオーシャンカップにいないと盛り上がらないでしょう!

優勝戦の結果はこちら 大村12R

優勝者コメント・守田俊介

「(中辻崇人の)3カドよりも(下條雄太郎の)2カドの方が壁になると思って良しと思った。スタートはやばかった(苦笑)。フライングはせんようにと思ったので(誰も切らずに)良かった。 今年は6回目の優勝? 運がいい。今回もいいエンジンを引けたから。この50号機はいいエンジンと思うので、これからも注目してください」。