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「初動の時に握ると決めた」竹井奈美が復帰後初優勝/福岡・オールレディース
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米丸乃絵の初Vはならず 竹井奈美が約4年ぶり10回目の優勝/福岡・オールレディース
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ボートレース福岡のGⅢ「オールレディース LOVE FM福岡なでしこカップ」は18日に最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われた。朝から雨が降るあいにくの天候。優勝戦の時間帯にになってもしっかりとした雨粒が水面を打ちつけた。
展示、本番ともに123カド456の枠なり3対3の並びで、5号艇の神里琴音がプラス01のフライングに散る波乱のスリット。2コースからコンマ11のタイミングだった竹井奈美以外はゼロ台の早い踏み込みとなった。準優に続いてインからコンマ01の鋭発を決めた米丸乃絵が1Mを先に回ろうと落としかけた瞬間、間髪を入れずにツケマイを放った竹井が米丸を引き波に沈めて先頭に浮上。そのままVゴールを駆け抜けた。2番手は3艇横並びとなったが1周2M、2周1Mと全速戦を放った米丸が抜け出して次位は確保。3番手は土屋千明が守り切って態勢は決した。返還艇を差し引いた払い戻しは2連単2-1が750円(4番人気)、3連単2-1-3が1,920円(8番人気)。
竹井は今年4月に2度目の産休から復帰し、優勝は21年6月江戸川以来、約4年ぶり。通算では区切りの10回目の優勝となった。「1Mで握るというのは決めていなくて、初動の時に決めました。今節は差した覚えがないというくらい握る展開が多かったので、今日も握ってしまいました」と笑顔。16年6月にデビュー初Vを決めた思い入れのある水面で、母となってから初めての優勝を飾った。
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