多摩川
シリーズの中心を担う服部幸男、丸岡正典に明暗
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多摩川
エース機の呼び声高い33号機を田中堅が獲得
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ボートレース多摩川の「第63回スポーツニッポン賞」は15日、強風が吹いて豪雨になる時間帯もある中で前検が行われた。エース機の呼び声高い33号機を田中堅が獲得。前検練習を終えると開口一番「めちゃくちゃいいです！」と笑みがこぼれた。「伸びが良かったです。気圧が低くてこの気象で起きづらかった。微調整はしていきます。いいエンジンを引いたので頑張ります」と課題を口にしながらも、パンチのある足に好感触を得たようだ。
33号機は5月に赤岩善生が抜群の出足、行き足を引き出して優勝を飾って以来、高いレベルで安定。6月のGⅢイースタンヤングでは佐藤悠がチルトをはねて、力強い伸びを引き出した。以降は行き足、伸びに特徴をシフトしている。田中がこのパワーを踏襲すれば、強敵相手の今シリーズでもV候補の一角となるはずだ。
