白井英治
白井英治

海野康志郎のアドバイスで初日にリング交換を行った白井英治の走りに注目

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ボートレース津の「日本トーターカップ」は13日に2日目が行われた。

最近、リング4本交換を見かける。以前なら回転の上がらない夏場に新品リングを入れる整備はあまり見かけなかったが、トップレーサーの間ではトレンドになりつつ…そこまでは言い過ぎかもしれないが、目にする場面が多い。

今節は初戦の前にいきなり4本の新品リングを入れてきたのが白井英治。苦労した戸田グラチャンでもやらなかった整備を試してきたのか。「2走目にリング3本は戻した?違いますが、足はまあまあになっているからね」と中古リングを否定。整備筋への取材によると、3本はまたもや新品。1走で新品リングの当たりが終わってしまったらしい。白井にこの整備を助言したのが海野康志郎だった。「僕は以前からやっていた整備だけど、今のエンジンは1走で終わるときがある。そうなるとダメだよね。でもたまにリングが持つときがある」と笑う。リング交換直後の1走は回転が上がるらしい。そこでプロペラの回転を止めて足を求めるのだが、エンジンによってはすぐにバテてまったく回転が上がらなくなるとのこと。白井の3、4走目にリング交換はなし。再度換えた3本は最後まで持ちそうな雰囲気が出てきた。次走に控える地元オーシャンカップへ新たな手段を手にしたかもしれない。そのためにも結果を出し確信を得ておきたい。