堀之内紀代子
堀之内紀代子

唐津

「レディースチャンピオンはテレビで見ます(笑)」好調・堀之内紀代子がVでシリーズを締めくくり/唐津ヴィーナスシリーズ

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ボートレース唐津の「ヴィーナスシリーズ第8戦 マクール杯」は12日にシリーズの幕を下ろした。

今節は寺田千恵松尾夏海川井萌ら3名のA1レーサーが参戦。川井は2月のスピードクイーンメモリアルと5月の常滑レディースオールスターで優出を果たし、SGデビューを飾った丸亀オールスターでも好走を見せた。しかし、今節は初戦8Rで落水のアクシデント。その際に左上腕骨骨折の重傷を負い、長期の戦線離脱を余儀なくされることになってしまった。しっかりケガを治して、また元気な姿を見せてもらいたい。

また、3日目は7Rで伊藤栞が2コースからまくりを決め、デビュー326走目にして待望の初勝利。伊藤は「ホッとしました。焦りが強かったので、うれしいです」と喜びを語った。自身2度のイン戦は勝利に結びつかなかったが、「気持ちに余裕ができています。逃げ切れなかったは悔しいですが、初動がしっかり掛かります。レースをするのが楽しいです」と話しており、今後の飛躍に期待したい。

準優勝戦は堀之内紀代子大豆生田蒼小芦るり華が1着。予選トップ通過だった寺田は小芦のまくりに屈して優出を逃し、当地初優勝は夢と消えた。

波乱の準優を経て、優勝戦は1号艇・堀之内がインからしっかり押し切り2節連続V。7月からB1に降格しているが、今期は勝率7点台に迫る勢いだ。迷走していたペラ調整も「2節連続同じペラの調整なので、(勢いに乗って)行ければいいかなあと思っています」と喜びを語った。今後は宮島と大村の男女W優勝戦、鳴門オールレディース、津一般戦と続くが、伸び仕様も駆使した多彩な攻めで「堀之内旋風」を各地で巻き起こしてくれそうだ。

優勝戦の結果はこちら 唐津12R

優勝者コメント・堀之内紀代子

「イン戦13連勝ですか。前はインで全然勝てていなかった。2節連続優勝にヴィーナスシリーズの優勝も初めて。自分に何が起こっているのか…。優勝戦もいい足をしていました。

とりあえずA1とは言わず、A2に戻りたい。レディースチャンピオンも出たいです。こんなに調子がいいのに出られない。レディースチャンピオンは家で指をくわえてテレビで見ています(笑)」。