丸野一樹
丸野一樹

琵琶湖

初日唯一の連勝を飾った丸野一樹が気配も上向き/びわこ・ボートレース甲子園

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ボートレースびわこのGⅡ「第7回全国ボートレース甲子園」は8日に初日を迎えた。

前検日にピット裏では新燃料について感想があちらこちらで飛び交っていたが、初日もその話題で持ち切り。2着2本の平本真之が「出足がちょっと鈍い。それがエンジンなのか、新燃料のせいなのかわからない」と言えば、2、1着の井口佳典も「何もわからない。体感は良くないし、違和感もある。それが燃料のせいなのか、ペラが合っていないのか、エンジンが弱いのか…」と判断をつきかねていた。

ドリーム戦を快勝した馬場貴也は「出足はしっかりしている」とホッとしながら、「出てるか出てないかは…」と明言はせず。2着に粘った池田浩二は「新ペラで叩いて行ったけど、峰竜太には出られる感じがあった」と不満を残した。

その峰は4着に終わったが、「足は良いです。伸びはトップ級で、出足も良かった。今のはスタートですね。新燃料じゃないですよ。急に風が強くなったから」と前検同様に手応えは良さそうだった。

今節、登録番号が若い選手のエンジン気配が良い。丸野一樹は初日ただ1人の連勝。「後半のまくりは100点です。ペラを叩いて良くなった」と上向き。1、3着の上條暢嵩は「ターンマークをしっかり回れています」と回り足の良さを強調した。関浩哉は「バランスが取れてスタートしやすかった」と話しており、今節はスタートのしやすさは大きな武器になる。

篠崎元志に競り勝って3着とした立具敬司は「直線は関(浩哉)さんのほうが良さそうでしたが、足は良いです」と好感触。一方、上原崚は「めっちゃ悔しいです。道中で置きに行くターンをしてしまって…。ちょっとしたミスが命取りになるなぁと思いました」と反省しきりだったが、今シリーズは若い力がどこかで暴れるかもしれない。