井上一輝
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徳山

【SG事前情報】SG初出場の井上一輝と中村晃朋、大池佑来は好調東京支部の勢いに続けるか/徳山・オーシャンカップ

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ボートレース徳山では7月22日にSG「第30回オーシャンカップ」が開幕する。オーシャンカップ初出場は渡邉和将定松勇樹末永和也大池佑来井上一輝入海馨三浦永理中村晃朋の8人。そのうち、井上と中村は今回がSG初出場となる。

井上は松尾拓倉持莉々羽野直也ら強豪が集う114期生の一員。デビューから数年は3~4点台の勝率で実力派ぞろいの同期には遅れを取ったが、着実に力をつけて今年は1月の江戸川周年、2月の近畿地区選でGI優出。前期の勝率はキャリアハイの7.09をマークした。持ち味は何といってもスタートカだ。前期の平均STはコンマ14でまくりも得意だが、1Mは隊形を良くしてからのまくり差しも巧い。

一方の中村は12年11月にデビュー、13年目にして初のSG出場権を獲得した。高い旋回力を持ち、特にイン戦になると堅実さが増す。香川支部からは2月に平高奈菜スピードクイーンメモリアル、4月に森高一真マスターズチャンピオンを制覇。若手の突き上げも凄まじく、支部全体が盛り上がっている。中村もこの勢いに乗って水神祭、そして少しでも上のステージまで進みたい。

今年復調の兆しが出てきた渡邉も楽しみな存在だ。徳山では何と言っても2月の中国地区選で2走目から7連勝を飾り優勝した実績がある。ツボにハマった時の強さはSGの舞台でも通用することは間違いなく、主役街道を突っ走る可能性は十分にある。

定松と末永の佐賀若手コンビも上位をにぎわせる力を持っている。9回目のSG出場となる大池はこれまで高い壁に跳ね返され予選を突破したことはまだないが、今年は佐藤隆太郎のSG連罷をはじめ、東京支部が活気づいているだけに、初の予選突破も期待したい。