峰竜太
峰竜太

琵琶湖

新燃料に困惑の声が上がる中、峰竜太は「出ています」ときっぱり/びわこ・ボートレース甲子園

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ボートレースびわこのGⅡ「第7回全国ボートレース甲子園」は8日にシリーズの幕を開ける。

当地ではカーボンニュートラル対応の一環として、エタノールを30%配合した新燃料を試験的に使用。ピット裏ではその新燃料の話題で持ちきりだった。ただ、マイナスコメントが多く、「自分の感覚で起こしたけど、遅れてる気がした」と濱野谷憲吾が言えば、吉田拡郎も「乗り心地は問題なかったけど、スタートは届いていない」と話す。極めつけは桐生順平で、「最初は壊れているのかと思いました。違和感しかなかった。起こしがおかしい」と首をひねっていた。

そんな中、「出ています」と話したのは峰竜太。「伸び型で出足は重たいけど、素性の良さは感じる。調整しやすそうなエンジンという印象」と続ける。井口佳典も「ペラはそのままで乗ってみたけど、起こしやスタートする感じは大丈夫。下がることもなかった」と力強く語ったのが印象的だった。

一方で峰に匹敵する動きを見せた弟子の上野真之介は「班で下がることはなかったけど、よくわからない。スタートが難しい感じ」と困惑気味だった。

また、地元の馬場貴也は「あー、こんな感じだったなあと思い出した。直線は一緒ぐらいで、乗り心地はこれから調整が必要かな。あと、起こしの違和感はやっぱりある」と言う。丸野一樹は「悪くないです。起こしも普通で直線も悪くない。乗り心地もたぶん大丈夫です」、遠藤エミは「パワーはありそうな感じがしました。前回と同じで起こしとか反応が鈍いけど、そこを計算しながらやって行きます」と、三者三様の感触ながら、大半が新燃料初体験の遠征勢に比べれば余裕を感じさせた。

ドリーム戦の出走表はこちら びわこ12R