渡邉和将
渡邉和将

児島

好調な滑り出しを決めた地元の渡邉和将が優勝戦も逃げ切る/児島・モーターボート大賞

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ボートレース児島のGII「モーターボート大賞 全国地区代表戦」は6日に最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われた。

地元の渡邉和将がインから押し切り今年2回目、通算33回目の優勝を飾った。エンジンは「体感よりもターンして前に進んでいる感じで、全体的にバランスが取れている」と駆る55号は2連対率36.5%以上に引き出して納得の仕上がりだった。

初日の「1stドリーム」は1号艇でインから押し切り1着で滑り出し、2日に不運な5着はあったものの、それ以外はオール3連対と堅実な走りを見せた。予選が終わり森永淳と同率で首位に並んだが、上位着順の差で2位通過となった。準優12Rで森永が2着に敗れ、優勝戦の1号艇が転がり込んできた。2日間のドリームメンバーの中から唯一、渡邉がファイナルに進出した。優勝戦はインからコンマ05のトップスタートを決めて快勝。来年3月蒲郡で行われるSGボートレースクラシックの権利を獲得した。

優勝戦の結果はこちら 児島12R

優勝者コメント・渡邉和将

「(選手)代表もさせてもらいましたし、ドリームも1号艇で選んでもらってたんで責任感がありました。とりあえずSの事故だけはできないって言うのが一番だったんで。休み明けっていうのもありまして、慎重には行っていたんですけど、ここ一番は遅れられないと思ってしっかり仕掛けました。昨日(5日目)かなりいい状態だったんで、よっぽどのことがない限りは、そのままでいこうかなって思ってました。(地元戦で)3周2M回った時にはうれしかったですね。1号艇なんで人気を背負うのも分かっていたんで、ここだけは、と思ってました。結果が1等なんで、100点です。パッて後ろを見たら黄色(前原大道)が見えたんで、抜きに来るなって思ってたんで必死に走りました(笑)。最高の形で終わったと思います。GⅡはあまり開催がないので、チャンスが少ないっていうのもありますし、良かったなって思います。

これで来年のクラシックの権利も出たんで、色々いい方向に行くと思います。F切ってからは調子が悪かったんですけど、休みも、もう終わったんで、またしっかり頑張りたいと思います。この後もSGも控えていますし、しっかりベスト18入り目指して頑張りたいと思います」。