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ボートレースびわこのGII「第7回全国ボートレース甲子園」が7月8日に開幕する。甲子園最大の特徴は出場選手の選出方法。各都道府県の代表という形式で選手がエントリーされるため、実績や勝率だけでは語れない多彩な顔ぶれが揃う。その中にはSG常連組も多く、GIIとは思えないほどのハイレベルなレースが毎年繰り広げられている。
優勝候補筆頭は昨年を含めて2度の大会制覇歴がある毒島誠だろう。昨年のグランプリキングは今年も元気いっぱい。3月には尼崎、平和島とGI連続優勝を決め、オールスター前の時点で賞金4位を快走中だ。年末を見据えてここからが重要になる下半期の第一戦。今年もその実力と勝負強さで、群馬に3度目の優勝旗を持ち帰る。
地元・滋賀支部からは馬場貴也と遠藤エミ、そして施行者推薦で丸野一樹が選ばれた。馬場は5月中旬時点でまだ今年の優勝こそないが、1月の下関周年やクラシックなどここ一番ではしっかりと優出を決めている。地元水面への適応力と、SGウイナーとしての実績を併せ持つ実力者として、今節の走りには特に期待が集まる。
遠藤は昨年女子GI2冠を達成したのは記憶に新しいところ。今年は正月と5月の当地オールレディースで優出(正月は優勝)と地元で結果を出している。混合戦でも臆することなく立ち向かう姿勢で、地元ファンの声援を力に変えるはずだ。丸野も地元なら気合はさらに入るだろう。近況は一般戦でピンラッシュと好調で、卓越したターンテクニックを武器に頂きを目指す。
地元組以外で当地を得意としているのは峰竜太。これまで8優出5Vと水面の相性は非常に高い。期始めにFを切ってしまったとはいえ、侮れない存在となりそうだ。また山口剛や平本真之も当地での優勝回数は多く、優勝候補に数えられる。
この他にもトップレーサーは数多く出場する。池田浩二や初のタイトル奪取に燃える上野真之介は今年に入ってから8点近い勝率を稼いでいる。4月の津周年でGI初制覇を果たした菅章哉や地元の住之江周年を勝った上條暢嵩も勢いは十分にあり軽視はできない。26代名人位を獲得した森高一真、A1級に復帰した濱野谷憲吾も覇を争う存在となりそうでハイレベルな争いは必至だ。
また、今大会で新たな歴史が動くのが沖縄支部だ。これまで第1回大会から出場していた前川守嗣に代わり、今回は初めて上原崚が代表に名を連ねた。沖縄県の若手ホープとして注目を集めているだけにまさに飛躍のチャンスであることは間違いない。今大会中には30歳を迎え、選手としても脂がのりはじめる時期。全国舞台での活躍次第では一気にブレイクの可能性もある。
全国の代表が一堂に会する特別な舞台、ボートレース甲子園。びわこの夏を熱く盛り上げる、至高の6日間に期待したい。
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