住之江
波乱の準優を逃げ勝った落合直子が優勝戦1号艇
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住之江
落合直子が一気逃げを決めて地元3回目のV/住之江・ヴィーナスシリーズ
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ボートレース住之江の「ヴィーナスシリーズ第7戦2025モーターボートレディスカップ」は30日に12Rで優勝戦が行われた。
ピット離れは互角で枠なり3対3の進入隊形。4カドから4号艇・高憧四季がジリジリと伸ばして内を絞り込もうとするも、3号艇・竹井奈美が決死のブロック。竹井の握りマイに張られるような格好となった高憧は1Mで大きく膨れて、攻めは不発となった。その攻防を尻目に、1号艇・落合直子がインからコンマ09の好タイミングのスタートを決めて先マイに成功。回った瞬間にグッと進んで、一気にリードを広げた。高憧と竹井の手に汗を握る接戦は、竹井に軍配。3連単1-3-4は1,150円(4番人気)の決着となった。
落合は2022年9月の桐生以来となる優勝。当地では3回目、通算では9回目の優勝となった。レース後のウイニングランは笑顔満開。スタンドからの祝福にはピースサインで応えた。思い切りの良さ、スピードを武器にした新進気鋭の若手女子レーサーも次々と台頭しているが、ミドル世代の落合もまだまだ第一線で活躍できることを証明するには十分のシリーズとなった。経験に裏打ちされた調整力、冷静で絶妙なレース運び。そして勝負所の強気なレースにここ一番の集中力。こうして強みを挙げていくと落合が若手に見劣るとは到底思えない。当然、今後の活躍にも期待ができる。
