若狭奈美子
若狭奈美子

浜名湖

若狭奈美子が36号機で圧勝劇/浜名湖・オールレディース

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ボートレース浜名湖のGⅢ「オールレディース 静岡クラウンメロン杯」は18日、12Rで優勝戦が行われた。

前節最終日の9日に梅雨入りしたが、今シリーズは2日目の14日以外は全て晴天。5日目は気温が30度を超え、真夏の陽気でシリーズが推移した。

予選道中は日替わりでヒロインが出現する混戦となり、廣中智紗衣が予選1位。2位の宇野弥生、3位の若狭奈美子の3名が準優1号艇となったが、その準優も波乱の決着が続いて1着で優出したのは若狭(廣中は2着、宇野は6着)のみ。若狭に優勝戦の絶好枠が巡ってきた。

優勝戦は6艇すべてに強調材料があり、混戦ムードとなったが、枠なり3対3の進入から若狭がコンマ12のトップスタートを切ると1マークはイン有利に先マイ。3コースからまくり差しを狙った落合直子は若狭の引き波の上で失速。2コースから今井美亜の差しが入りかけたが、バックの中間から若狭が加速をつけて2マークを回ると一気に突き放した。

焦点は今井と落合による2着争いとなり、近況絶好調の30号機を駆る落合が外から全速ターンで優勢に運んだが、内でこらえた今井が2周2マークで落合の行き場を封じる絶妙なターンで先に回り、決着をつけた。廣中、山下友貴米丸乃絵のダッシュ3艇は見せ場をつくれず、スロー3艇での確定板独占となった。2連単1-2は490円で2番人気、3連単1-2-3は1,160円で1番人気。

若狭は3月の唐津ヴィーナスシリーズ以来の通算3度目、当地は初優出でV。当地には8月のプレミアムGIレディースチャンピオンで再び登場する。前検日に「ここに来るのでいろいろとやってみる」と意気込んでいたが、最高の結果を得て収穫があったに違いない。今回仕上げた36号機はもちろん、好エンジンを引き当てれば再び頂点を極める可能性は十分ありそうだ。

優勝戦の結果はこちら 浜名湖12R