琵琶湖
秦英悟が3回目の当地Vに王手！
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琵琶湖
絶好調・秦英悟が勢いを加速させる優勝劇
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ボートレースびわこの「第13回近江牛カップ」は16日に最終日を迎えた。晴天に恵まれたが、午後になると風が強まり、大きなうねりも発生。10Rからは安定板が装着された。
優勝戦は1枠のシリーズリーダー秦英悟と、2～6枠の桑島和宏、表憲一、古澤光紀、長尾章平、鈴木博のパワー上位勢が対決。中でも表が節イチで、桑島と長尾も準優で完全に仕上がっていた。
S展示と同様に、進入は枠なり3対3。全艇がコンマ20台でほぼ横一線のスリットになり、コンマ22のスタートからイン秦が1マークを先制。まくった古澤に、表、桑島が抵抗して3艇が競り合いになり、その間に秦が逃げ態勢を築いた。
2番手争いは桑島と内から伸びた長尾で大接戦。2周1マークで全速戦に出た桑島が先行したものの、食らいついた長尾が2周2マークでわずかに逆転。その後も半艇身のリードを守り切った長尾が2着、桑島は悔しい3着となった。3連単1-5-2は3,100円(12番人気)。
秦は今年3度目、当地も3度目のV。F禍で現在A2級だが、奮起の走りで3月児島から5月若松まで6節連続で優出。来期はA1級復帰を決めている。今シリーズは優勝戦も含めて常にパワー面では劣勢ムードだったが、地力でカバーし、今年後半戦に向けて勢いをさらに加速する優勝劇となった。
