新田雄史
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桐生

「人生で一番ボートに乗れている」約4年ぶりのGIVに新田雄史が自信を深める/桐生・赤城雷神杯

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ボートレース桐生のGI「開設69周年記念 赤城雷神杯」は12日に最終日を迎えて、近況絶好調の新田雄史がシリーズを制した。予選は最多4勝をマークしてトップ通過を果たし、準優はイン速攻で1着。優勝戦ではピット離れで毒島誠にのぞかれ、スタート後はカド原田幸哉にのぞかれ、決して楽なレースではなかったが、終わってみればイン逃げによる王道Vとなった。

これで今年は早くも7V。GI優勝は2021年の住之江64周年以来で4回目。通算54回目、当地では4回目の優勝となった。来年3月の蒲郡SGクラシック出場権と優勝賞金1200万円を獲得。今年の獲得賞金は4,610万1837円でランキング8位に上昇した。「グランプリに出られるような走りができるんじゃないかと思っています」と自信を深めており、今後のSG・GI戦線での活躍が楽しみになってきた。

優勝戦の結果はこちら 桐生12R

優勝者コメント・新田雄史

「人生で一番ボートに乗れているかな。何か足の感じはスタート展示から大丈夫そうやった。スタート、ピット離れだけやなと。幸哉さんが伸びてきたけど、何とか耐えられるくらいだった。

(GIを)久しぶりに取れてうれしい。でも一般戦を優勝しているし、同じように仕事をすれば行けるかなと。今後はまたSGとかを取れるようにやりたい。

僕、兄がいて昨年末に地元のダービーを出れやんのはあかんぞと。どうするんやと言われた。それで正月からターンの練習をしてきた。調整力はトップクラスにかなわないけど、ターン力は引けを取らないくらいになったかな」。