菊地孝平
菊地孝平

浜名湖

地元の菊地孝平がトップスタートから押し切って通算75度目のV

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ボートレース浜名湖の「体感型動物園 iZooカップ」は9日が最終日。東海地方の梅雨入りが発表された通りレース開始とともに雨が降り始め、肌寒さを感じる一日になった。

SG5冠を誇る地元の菊地孝平は連勝発進からオール3連対で首位通過を果たすと、準優は1号艇が連敗する中でただ一人イン逃げで勝利。優勝戦のポールポジションを獲得した。好調機を駆る島田賢人、前節V機を更にパワーアップさせた高岡竜也に、出足は好仕上がりの加藤政彦。回り足は上々な高田明、機力劣勢を巧みなハンドルで補って6強入りを果たした松田祐季と、優勝戦は実力伯仲の好メンバーとなった。

湖面が雨に煙る中で迎えた優勝戦。枠なり3対3の進入からコンマ07のトップスタートを切ったイン菊地は、スリット後もグイグイ伸びて1マークを先マイ。島田が3コースから果敢に握ったが、菊地は課題としていたターン出口の加速も鋭く、全速逃げで一気に後続を突き放した。

内からまくり差した高岡が超抜パワーを発揮して島田を捕らえると、2マークは小回りで逆転を図った高田を全速ターンでかわして2番手をキープ。3番手争いは島田に2周1マークで内から絡んだ加藤がいったんは逆転したが、3周1マークで追い上げた高田を回して差したところを島田が全速ターンで再逆転。熱戦に終止符が打たれた。2連単1-5は700円で4番人気、3連単1-5-3は1,880円で10番人気。

菊地は4月の蒲郡一般戦以来、通算75度目、当地は昨年1月の年またぎ開催以来24度目のVを飾った。

優勝戦の結果はこちら 浜名湖12R