萩原秀人
萩原秀人

芦屋

近況好調の萩原秀人が芦屋初V

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5日間開催のボートレース芦屋の「楽天銀行杯」は8日に優勝戦が行われた。進入で動きを見せる選手はおらず、枠なり3対3でスリットラインに正対。1号艇の萩原秀人がコンマ15のトップSを決めると差した永田啓二も、まくり差しを狙った一宮稔弘も寄せ付けることなく先マイへ。ここからの加速はピカイチで、一気に後続を引き離して優勝を決定付けた。永田と一宮がややもつれる間に、藤山雅弘がカドから差しに構えた前田篤哉を叩いて、永田の内をまくり差してバックで2番手に浮上。1周2Mを萩原、藤山に続いて回ったのは最内を差した立間充宏だったが、これは永田が冷静にさばく。2周1Mは2Mとは逆に永田が内から2番手旋回に持ち込んだが、藤山がしっかりと差し返してここで決着。2連単1-5は1,200円(4番人気)、3連単1-5-2は3,100円(10番人気)で決着した。

エース機候補の一基である17号機を手にした萩原は、前評判の高さゆえに最後まで「全部の足が普通よりちょっといい」ぐらいの自己評価にとどまり、仕上がりに満足することはなかったが、「足のつながりもいいので、1周回るといい感じはする。レース足がいい」と合格点を与えられる足には仕上げていた。今年は三国の近畿地区選、桐生のマスターズチャンピオンのGI2回を含む9回目の優出、そして当地では通算7回目の優出で初優勝を飾った。

優勝戦の結果はこちら 芦屋12R