河村了
河村了

若松

師匠の貫禄を見せつけた河村了が若松初優勝

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ボートレース若松の「サッポロビールカップ」は8日、最終12Rで優勝戦が行われ、河村了がイン速攻で圧勝し、昨年4月の蒲郡以来、1年2か月ぶりで通算26回目、当地では初の優勝を飾った。

ピット離れに不安があった5号艇の室田泰史がやはり遅れてしまって大外になった以外、進入は枠通りに収まっての3対3。スタートはほぼ横一線。強めの追い風の分、河村は慎重なターンになったが、3コースから握ってきた中村泰平の引き波に沈むことなく、バックでは強烈なパワーで引きちぎった。中村は2マークも全速で回って2着。大池佑来若狭奈美子を競り落としての3着。2連単、3連単とも本命サイドで決着した。

今節はケタ違いのパワーを誇るSクラス、A+クラスのエンジンのほとんどを伏兵勢が手にしたこともあり、河村は伸びで負けるのが香川陽太羽田妃希の2人だけで、出足は文句なしの節イチ仕立て。そのパワーを生かし切って予選トップからの王道優勝を飾った。初めて弟子の羽田と同じ斡旋だったそうだが、師匠の貫禄をまざまざと見せつけた。

優勝戦の結果はこちら 若松12R