琵琶湖
青木玄太に約9年ぶりの地元Vチャンス
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琵琶湖
中村晃朋が豪快にまくり1年ぶりの美酒に酔う
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ボートレースびわこの「キリンカップ2025」は1日に優勝戦が行われた。
午前中は曇り空も午後からは晴れ間が広がった最終日。追い風3m、波高3cmと少し波風が強まる中で優勝戦を迎えた。スタート展示同様にすんなり3対3の枠なり進入から本番レースが開始される。
スタートは、好枠インで本命に推された地元の青木玄太と、2コースの岡部大輝がやや立ち遅れ、スタート自慢のカド4コース・若林将がここでもトップスタートを決めて攻めて出る構えを見せたが、その内から中村晃朋が敢然と先まくりに出る。このまくりがみごとに決まりイン先マイの青木の外を軽快に駆け抜ける。5コースの山田祐也がさらにその外を旋回し、若林は前が詰まりやや行き場を失くし後退、スタート後手の岡部と大外の大場恒季とともに後方へ。
2マークでは早くも後続に差をつけた中村が悠々と先制。その後方で山田と立て直した青木がボートを並べ追走。ここから両者は激しい2位争いを演じるが、2周2マークを全速旋回で振り切った青木が単独2番手に浮上した。3連単は3-1-5で4,480円(16番人気）。
中村はこれが昨年4月以来の優勝となり、当地はデビューから6戦目にして初優出Vとなった。「今節はスタートがよくわからないので(優勝戦は)ためて全速で行こう」と腹をくくって行ったのが功を奏し、会心のレースで1年ぶりの優勝をたぐり寄せた。
