平和島
佐々木完太が劇的優勝/平和島・モーターボート大賞
10
平和島
佐々木完太が自身2度目のGⅡ制覇/平和島・モーターボート大賞
{{ good_count }}
ボートレース平和島で開催中のGⅡ「モーターボート大賞～GⅠ・GⅡ優出者バトル～」は25日に最終日を迎え、佐々木完太が自身2度目のGⅡ制覇を飾った。
この日は終盤に入るまでインが強く、9Rまでに決まった逃げの本数は7本を数えた。ところが10R以降にムードが激変。潮が高くなった影響もあったのか10R湯川浩司、11R岡崎恭裕と立て続けに1枠が敗れて3連単万舟が連発。不穏なムードが漂う中で優勝戦を迎えた。
それでも人気を集めたのは地元で優勝戦の1枠を手にした長田頼宗。2枠の新開航、3枠の中野次郎らもまずまずの気配を出しており、進入も平穏に枠なり3対3。最後は本命決着になると思われた。
だがスリットでは4号艇の中島孝平がただ1人コンマ05のスタートを決めてまくりを狙う展開に。長田も伸び返して抵抗を試み、届くことはなかったものの中島もターンマークを外す旋回となった。空いた1Mを佐々木が突き抜け、バックでは中島とラップ状態となったものの佐々木の方が内有利に運んで2Mを先取り、隊形が決した。中島は1周2Mで新開に抜かれて3着に。3連単5-2-4は70,740円(104番人気)と最後も大波乱の決着でシリーズの幕が閉じられた。
佐々木の優勝は通算11回目で当地では初めて。2022年5月に大村でモーターボート誕生祭を制して以来、ちょうど3年ぶりの特別戦Vとなった。
