守屋美穂
守屋美穂

大村

「いいレースを見せられるように頑張りたい」守屋美穂が人気に応えて優勝/大村・ヴィーナスシリーズ

{{ good_count }}

ボートレース大村の「ヴィーナスシリーズ第5戦 マクール杯」は24日にシリーズの幕を下ろした。

午前中に強く降っていた雨は夕方頃には上がったものの、風が強くなってスタートが難しい状況に。10、11Rでは続けて5コースまくりが決まった。

優勝戦はスタートラインに対して6メートルの左向い風。予選トップ通過ながら準優で2着に敗れて4号艇となった今井裕梨はダッシュスタートに自信を持っており、6号艇の櫻本あゆみ阿波勝哉下出卓矢に教わった伸びペラでチルト1.5。コンディション的にダッシュ勢にもチャンスがありそうだったが、スリットでは後手を踏んでしまった。一方、イン守屋美穂はコンマ14のトップスタート。堂々と押し切って、圧倒的な人気に応えてみせた。

3日目終了時点では2位の今井以下に大差を付けていた守屋だが、予選ラストで5着に敗れて予選は2位通過。しかし、準優で今井が2着に敗れたことで、守屋に優勝戦のポールポジションが巡ってきた。1度は下降してしまったエンジンも、ペラ調整をやり直した準優はいい足に戻っていた。

ウィニングランでは右手を大きく振ってファンの声援に応え、表彰式でも大声援を受けた守屋。最後は司会者に促され、「モリ、モリ、モリヤー」で大団円。今年のクイーンズクライマックスでも、同じようなシーンが展開されることを期待しているファンは多いだろう。

優勝戦の結果はこちら 大村12R

優勝者コメント・守屋美穂

「ど緊張で…スタートは絶対入っているというタイミングで起こして、外が来ていなくてラッキーでした。優勝はたまたまです。目の前の1レース1レース、いいレースを見せられるように頑張りたい。

(大村では年末に大きいレースもあるので)いい印象を持って帰れる思います。すごく緊張したけど優勝できて良かったです」。